カテゴリ: 植物

三木山森林公園です。
今日、香りの広場近くにサンショウの花?が咲いています。


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正式には、
「サンショウバラ」といい、バラ科の花だそうです。

葉がサンショウ(山椒)の葉に似ているのでこの名前が付いたそうです。

本当にそっくりです。

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咲いている場所は、香りの広場の小さなアーチがある所。

小さなトゲがあるので近づいての撮影は気をつけてくださいね。

園内の木々の蕾が膨らみだした令和4年3月15日(火)、
兵庫県立三木山森林公園 森の研修館前 車庫倉庫にて
イベント「春の恵みで草木染め」を開催しました。
園内の春の色を染めて、植物の持つ不思議な力を体感していただけたらと
講師である「三木山サポーターグループ 草木染めヤマモモ」さんが
企画してくださいました。
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今日の染める布はダブルガーゼ。
柔らかくストールにも使えていただける大きさです。
最初は布に模様(絞り)をつける作業から始まりました。
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ペットボトルの蓋や割り箸、ハートや花びらなど色々な形の材料を
使用して、模様をつけていきます。
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模様を作っている間にサポーターの皆さんが奥でグツグツ煮だして
くださっているのは・・・梅の枝です。
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この液に布をつけるのですが、色を定着させる媒染液の種類によって、
色が変わってきます。
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   左が鉄を入れた状態       右はミョウバン
         こんなに色が違うんですね!

どちらかを選んで、布をつけ、染めていきます。
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       皆さん、沢山の絞りをつけていますね!
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しばらくつけた後、ゆすいで絞りを外して・・・
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完成です!
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       皆さん、綺麗に模様がでています!
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    こちらはグラデーション。とても美しいです。

最後は記念撮影。自然の色をいただき、染められたこと、
こんな色がでるんだ!と、とても皆さん、喜ばれていました。
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同じ布、同じ液で染めても、一人ひとり、色が違う・・・それが、
草木染めの魅力でもあります。
一期一会の色を体感していただけたと思います。
朝早くから、準備していただいたサポーターの皆さん、
参加者の皆さん、本当にありがとうございました。

令和3年11月26日(金)、エントランス広場の植え替えをしました!

今回も三木山サポーターグループ「ガーデニングクラブ」の皆さんが
デザインから植え付けまでしてくださいました。
いつもありがとうございます!

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花壇には、ハボタンや色とりどりのビオラ、キンギョソウやプリムラなど
が植えられ、明るく鮮やかな花壇になっています。

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ご来園された際には、ぜひ冬花壇もお楽しみください!

10月に入ったというのに、夏の暑さが続いている
令和3年10月3日、兵庫県立三木山森林公園 車庫倉庫にて、
イベント「秋の恵みで草木染め」を開催しました。
自然の植物を染料とし、染める体験ができるこのイベント、
今年も予約受付初日に定員いっぱいとなりました!
ご予約いただきました皆さん、ありがとうございました。
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講師は三木山サポーターグループ「草木染め たんぽぽ」の皆さん。
今回、森の恵みの一つである草木染めを楽しんで体験していただけるよう、
園内の、どの植物で染めるか、何の素材に染めるか、色々考えてくださいました。
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今回、染料となる植物はこちらの植物 ⇩ わかりますか?
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この植物は秋の七草でもある「葛(クズ)」です。
イベント冒頭に公園職員から、この葛の特徴についてお話させていただきました。
繁殖力が強く、公園の樹木や街路樹にツルが巻き付いているのをみたことが
ある方もおられると思います。
日本では和歌に詠まれていることも多く、古くから身近な植物として親しまれてきました。
葛粉や葛餅、葛切や漢方薬の葛根(かっこん)湯でもお馴染みですね。

皆さんに染めてもらうのは大判の綿のハンカチPA038067
















実は草木染めはシルクなどの動物性素材の方が良く染まるんです。
綿は植物性ですから、染まりにくいのですが、今回は染まりやすくなるよう
サポーターさんが事前に下処理をしてくださったハンカチを使用しています。

まずは、ビー玉や洗濯ばさみ、ペットボトルの蓋、ロープなどを使って、
ハンカチに模様(絞り)をつける細工をしていきます。
どんな模様になるのかなぁ?
サポーターさんに教えていただきながら、楽しくみんなで模様付けです。
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次にサポーターの安随さんが各グループの桶に葛の葉を煮出した液を
入れてくださいました。そして何やら白い粉も・・・
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「これを入れると、色落ちしにくいの」と安随さん。
これは媒染剤といい、発色と定着の役目があります。色んな種類があるのですが、
その種類によって出来上がりの色が違ってくるそう。
その違いも草木染めの面白さですね。

液からハンカチがでないよう、ツンツンと棒で押さえて、しっかり浸けていきます。
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前日からサポーターさんが葛の葉を煮込んで作った液は漢方薬のような独特の香り。
(嫌な香りではないですよ!)
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時間が来たら、洗って、細工を外していきます。
どんな色になってるかな~?
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「キレイな色がでたね」とサポーターの安随さん。
もっと濃い色にするには、この工程を繰り返すそうです。
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模様(絞り)もでていますね!
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最後に乾かして、完成です!
葛の葉から色をもらい、淡い素敵なハンカチができました!
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草木染めは同じ時期に同じ植物で染めても、同じ色をだすことは難しく、
淡い色になったり、濃い色になったり、奥行きのある色がでたり・・・
その時だけの一期一会の色が草木染めならではなのですね。
植物や自然の色の不思議、面白さに興味を持っていただけたイベントに
なったと思います。

暑い中でしたが、ご参加くださいました皆さん、
ご指導いただきました三木山サポーターグループ「草木染め たんぽぽ」
皆さん、本当にありがとうございました。

沈丁花の香りが漂いだした令和3年3月14日(日)、
兵庫県立三木山森林公園 車庫倉庫にて
イベント「春の恵みで草木染め」を開催しました。
このイベントは予約開始日にすぐに締切になりました!
皆さん、ご予約ありがとうございます。
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講師は三木山サポーターグループ「草木染めたんぽぽ」の皆さん。
身近にある植物を使って、草木染め体験をしてもらい、
草木染めに関心を持ってもらいたいと、このイベントを企画されました。
今回はヨモギで染めます。どんな色に染まるか楽しみです!
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         「草木染め たんぽぽ」の皆さん

染色についての説明後、布地の糊を落とし、ハンカチに模様(絞り)をつけるため、
ビー玉やペットボトルの蓋などで、細工しました。どんな模様がでるのかな?
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事前に講師の皆さんが用意してくださっていたヨモギを煮出した液を
各グループごとにたらいに分け、冷めないよう、講師の安随さんが
調整してくださいました。
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その液にミョウバンを入れていきます。これは媒染(ばいせん)という作業で、
植物で煮出した色素と布地の繊維を結びつける役割があります。
これをすることで、発色させ、色落ちを抑えることができるんです。
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ミョウバンを入れた液に布地を漬けて染み込ませていきます。
子ども達はヨモギ独特の香りに「なんだこの匂い~」と戸惑っていました(笑)
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「もうすこし、しっかり漬けて。」と、たんぽぽさんからアドバイスを
もらいながら、ツンツンツンと棒で押さえ、染み込むのを待ちました。

20分程、液になじませたら、水でゆすぎ、絞りの細工を外し、乾かせば完成です!
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同じ液を使っても、一枚一枚微妙に色が違ってくるのも草木染めの魅力。
「宇宙で一つだけの自分の色。優しい春色が染めれたね」と講師の安随さん。
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          絞りもキレイに入っています!

自然の恵みの「色」をいただき、今回作成した自分だけのハンカチ(バンダナ)。
是非使って、楽しんでくださいね!
ご参加いただいた皆さん、ご指導いただいた三木山サポーターグループ
「たんぽぽ」
の皆さん、ありがとうございました!

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