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 2023年6月15日(木)標題のコンサートが三木山森林公園森の文化館音楽ホールで開催されました。

 2019年6月27日(木)に「フランティシェック・ノボトニー&伊藤ルミ デュオ 2019 来日30周年記念 22nd Japan Tour」が開催されて以来、コロナ禍の影響で、今回4年ぶりの開催となりました。

 ヴァイオリニストのF.ノボトニーさんはチェコのお生まれで、ヤナーチェク音楽アカデミーの主任教授を務めておられます。F.ノボトニーさんと伊藤ルミさんとの日本ツアーは今回で23回目を数えるとのことです。

 当日のプログラムは下記のとおりです。
 F.ノボトニーさんと伊藤さんの息の合ったベートーヴェンの「春」、F.ノボトニーさんの超絶技巧が光るのノヴァークの無伴奏ヴァイオリンソナタ、ヴァイオリンと共に、ピアノパートも高度な技巧が求められるブラームスのヴァイオリンソナタ第3番など大曲ぞろいで、聞きごたえのあるコンサートでした。

【当日のプログラム】
 ・ベートーヴェン作曲 ヴァイオリンソナタへ長調 第5番「春」作品24
 ・イトウユミ  作曲 つきづきに つきみるつきは おおけれど(新作初演)
 ・ドヴォルザーク作曲(クライスラー編曲) スラブ幻想曲「わが母の教えたまいし歌」
            作品55-4
 ・ノヴァーク  作曲 無伴奏ヴァイオリンソナタ「孤独な巡礼者」
 ・ヴァヴィロフ 作曲 カッチーニの「アヴェ・マリア」
 ・ブラームス  作曲 ヴァイオリンソナタ 第3番 ニ短調 作品108


  以下、お二人の熱演の様子です。

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【アンコール】
 鳴り止まぬ拍手にこたえて、次の3曲のアンコールが演奏されました。

 ・サンサーンス 作曲 歌劇「サムソンとデリラ」 から
 ・ブラームス  作曲 ハンガリー舞曲第5番
 ・グノー    作曲 「アヴェ・マリア」
          バッハ作曲『平均律クラヴィーア曲集第1巻の前奏曲第1番ハ長調
          BWV846』を伴奏にしています。



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 コンサート開始時は雨模様でしたが、途中からは、このホール特有のガラスを通して届く日の光が音楽会のステージを盛り上げました。

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 アンコール終了後、演奏会終了の挨拶を兼ねた出演者と聴衆の対話です。両者の心がふれあっています。

 来年2024年9月5日(木)、三木山森林公園森の文化館音楽ホールでF.ノボトニーさんと伊藤ルミさんの次のコンサートが開催される予定になっています。次回コンサートもお楽しみに!!

GW最終日。今日は朝から雨がよく降って来園される方もまばらです。

 

さて、先日、三木山森林公園が誇るお茶室「成蹊閣」にて、春のお茶会イベントが開催されました。
お天気もよく、新緑がとてもきれいでした。

毎年このお茶会を楽しみに来られる方、散策の途中で見かけて寄って行かれる方、小さなお子様など、たくさんのお客様に薄茶ときれいな和菓子を楽しんでいただきました。

「お作法知らないから」とか、「散歩にきただけだから服装が」と気にされる来園者様も
いらっしゃいましたが、大丈夫ですよ。
それに、正座ができなくてもイスがあるので心配ありません。

次回は、11月に秋のお茶会を計画しています。
今回は残念ながら参加できなかった方、ぜひお待ちしています。

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 素晴らしい快晴に恵まれた11月12日土曜日、「緑」の木の葉が黄、橙、赤へと色を「揉み出だす」ように装いを移ろわせていく、またとないこの時期、日ごろ三木山森林公園の生きもの調査にご協力くださっている三木山サポーターの植物・野鳥・昆虫の専門家の方々にご案内いただいて、生きもの観察と錦秋の園内散策を愉しみました。

             教室を出たところで早くも足を止めて
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見上げたり
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枝を手許に引き寄せたり
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 皆んな寄ってきて
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とても熱心です。
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 歩いて
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                      歩いて
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                                   空を見上げたら・・・
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 とても気持ちの佳い一日を過ごせました。


令和4年5月19日(木)から30日(月)までの間、三木山森林公園 森の風美術館において、2008年から2021年までの長きにわたり当園のイベント広報チラシおよびポスターのイラストをご担当くださった立花千栄子さんの公園ポスター原画とオリジナル作品の個展を開催しました。
会期中に、4年あまり闘病されていた立花先生がご逝去され、図らずも先生の集大成の展覧会となりました。
立花先生のご冥福をお祈りいたしますとともに、11日間の会期中、ご来場いただいた1,367人もの皆様がたに心からお礼申し上げます。


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入口正面に掲げられた『命の賛歌』は、展覧会の2週間ほど前まで病床で描き続けられた文字どおりの遺作となりました。三木・上の丸の桜をモデルにされたと聞いています。会場のレイアウトも先生が指定されたもので、

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『つなぐ・いのち』『旅立ち』との3作品で皆様をお迎えしたい、とのメッセージになっています。


次の、第一間から第三間までは三木山森林公園のポスターやイベントチラシのイラスト原画全41作品を展示、
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「あ、これ覚えてる」「かわいいっ!」「これが好き」との声がたくさん飛び交っていました。

次の第四間、ギャラリー2では立花先生の個展『いつも空の下』を開催しました。

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いつも見慣れたポスター原画イラストとは違って先生本来の絵画やイラスト、粘土作品。ふるさと三木をテーマにしたものや、海辺や川岸の風景など懐かしさ、いとおしさ、が胸いっぱい溢れてくる素晴らしい作品にむかい、思わず「うわぁっ」と出そうになる声をのみこんで佇んでしまいました。

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ここに、あらためて立花先生に感謝申し上げます。長い間、三木山森林公園のポスターを飾っていただき、ありがとうございました。

園内の木々の蕾が膨らみだした令和4年3月15日(火)、
兵庫県立三木山森林公園 森の研修館前 車庫倉庫にて
イベント「春の恵みで草木染め」を開催しました。
園内の春の色を染めて、植物の持つ不思議な力を体感していただけたらと
講師である「三木山サポーターグループ 草木染めヤマモモ」さんが
企画してくださいました。
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今日の染める布はダブルガーゼ。
柔らかくストールにも使えていただける大きさです。
最初は布に模様(絞り)をつける作業から始まりました。
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ペットボトルの蓋や割り箸、ハートや花びらなど色々な形の材料を
使用して、模様をつけていきます。
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模様を作っている間にサポーターの皆さんが奥でグツグツ煮だして
くださっているのは・・・梅の枝です。
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この液に布をつけるのですが、色を定着させる媒染液の種類によって、
色が変わってきます。
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   左が鉄を入れた状態       右はミョウバン
         こんなに色が違うんですね!

どちらかを選んで、布をつけ、染めていきます。
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       皆さん、沢山の絞りをつけていますね!
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しばらくつけた後、ゆすいで絞りを外して・・・
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完成です!
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       皆さん、綺麗に模様がでています!
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    こちらはグラデーション。とても美しいです。

最後は記念撮影。自然の色をいただき、染められたこと、
こんな色がでるんだ!と、とても皆さん、喜ばれていました。
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同じ布、同じ液で染めても、一人ひとり、色が違う・・・それが、
草木染めの魅力でもあります。
一期一会の色を体感していただけたと思います。
朝早くから、準備していただいたサポーターの皆さん、
参加者の皆さん、本当にありがとうございました。

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