2017年12月

兵庫県立三木山森林公園、今年最後のイベントです!
平成29年12月24日(日)、森の文化館 多目的ホールにて
「迎春!しめ縄作り」
を開催しました。

今年も手作りのしめ縄で新年を迎えようと、多くの皆さんが
参加くださいました。ありがとうございます。
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講師は今年もおなじみ楽農生活センターの中西重喜さんです。
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「しめ縄のことなら何でも聞いてよ―」と中西さん。
本当に何でも教えてくださいます。

しめ縄は、漢字で書くと「注連縄」「七五三縄」などとも書くとのこと。
しめ縄に、縁起物を取りつけたものをしめ飾りといいます。
縁起物で代表的なのが、
◆神様の降臨を表す「紙垂」
◆清廉潔白を表す「裏白」
◆家系を譲って絶やさず子孫繁栄を願う「譲り葉」
◆代々栄えるよう願う「橙」
などです。

まず「橙」を2本の水引で結んでいくのですが、スイカやボールなどの
丸いものを結ぶ時の結び方で、これが皆さん意外と苦戦。
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「どうやって結ぶの~!?」

すぐさま、ひょうご森のインストラクター会の皆さんが、会場に
散らばって直接ご指導くださり、無事に結ぶことができました。
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藤本さん
多田さん                   村岡さん
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次に、持ち手や引っかける部分になる縄と本体の
ごぼうとなる部分ないます。
しあわせが来るように、手を合わせ、右手が手前に手前にくるように、
なっていきます。
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大きなごぼうは協力して・・・
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本体ができました!
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最後に裏白、紙垂、橙、雄雌の松や柊、榊などを飾りつけ、
完成です!
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立派なしめ縄ができあがり、皆さんニッコリ。
毎年、参加されている方は「今年も参加できて良かった」
初めて参加された方は「縄をなうのが難しかったけれど、
いい経験になりました」と仰っておられました。

ご指導いただき、質問にも丁寧に詳しく答えてくださった中西さん、
参加者の皆さんの様子をみながら、お一人お一人、
対応してくださった森のインストラクター会のみなさんのおかげで、
今年も無事にできあがりました。
ありがとうございました!

気持ちのこもったしめ縄で年神様を迎え、
よいお年をお過ごしくださいね。

来年も三木山森林公園をどうぞよろしくお願いいたします。


年の瀬も押し迫った平成29年12月23日(土)、
兵庫県立三木山森林公園 森の研修館 研修室にて
「迎春!雅なコケ玉づくり」
を開催しました。

コケ玉はインテリアとしてご存知の方も多いかと思いますが、
植物の根を土、そしてコケで球状に包み、糸などで固定したものです。
今回はお正月用アレンジで作ります。

講師は、三木山サポーターの渡辺弥生さんです。
渡辺さんは、ご自宅でも教室を開いておられます。
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そして、今年も多くの皆さんが参加くださいました。

昨年に引き続き、楽しみに来てくださった方もいらっしゃいました。

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早速、渡辺さんの説明を聞いて作業にとりかかります。

下の写真、皆さん並んで何をしているのかというと・・・
コケをきれいに掃除しているのです。
こうすることで、出来上がりが美しくなります。
コケ玉に使うコケは全て園内で採れたものです。
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植物は、お正月にはかかせない葉牡丹など5種類と、
園内で採れた松、竹、梅を自由に組み合わせます。
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形を整えるのが少し難しいところもありましたが、
渡辺さんが優しく教えてくださいました。
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糸で固定し終えると、た~っぷりと水分を与えるため、水の中に。
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水を切り、落ち着かせるため、中庭に並べましたが、
丸っこい姿が可愛らしく何とも言えません。
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お正月用のお盆に置けば、
迎春のコケ玉が出来上がりました!
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この後、渡辺さんが羽根飾りの作り方を教えてくださいました。
皆さんそれぞれ、折り紙で鶴を折ったり、ピックを挿したりと、
ご自分のコケ玉を楽しんでおられました。

イベント後、参加者の皆さんが、笑顔でコケ玉を抱えて、
「よいお年を」とお互いに声を掛け合って会場を後にされている
姿が印象的でした。


企画・講師をしてくださった渡辺さん、参加者の皆さん、
本当にありがとうございました!


★お知らせ★
平成30年3月10日(土)に今回の講師 渡辺弥生さんによる
「窓辺に飾ろう!-グラスサンドアートづくり-」
を開催予定です。
グラスの中に色砂を敷きつめて、世界でただ一つの作品を作りましょう
植物とアートを一緒に楽しめるのが魅力です。
衛生的で植物や人、環境にも優しいです。
ご参加お待ちしております!

  【日時】平成30年3月10日(土)10時~14時
  【場所】森の研修館 研修室
【材料費】1,500円(予約必要)・予約開始日2月1日(木)午前9時~

※下の写真は過去の作品です。



今月12月2日(土)・3日(日)両日に行いましたイベント
において開催しました音楽コンサート。
今年は、チャリティーコンサートとして、
来場の皆さまから募金いただきました。

2日間のコンサートで集まりました10,422円を
このたび、日本赤十字社への寄付手続きいたしました。
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ご協力ありがとうございました。


平成29年12月2日(土)、
兵庫県立三木山森林公園にて
防災カルチャーの実践-身近な素材で最新の準備を-
の一環として
愛犬といっしょに避難しよう
を初めて開催しました。


当公園には、多くの愛犬家の方たちが散策に来られています。
そして、三木山森林公園で散策中に災害に遭ってしまったら・・・
そこで、兵庫県動物愛護センター三木支所にご協力いただき、
災害時に愛犬と無事に避難するため、必要なことを教わります。

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兵庫県動物愛護センター三木支所 松浦さん
「“同行避難”という言葉を知っていますか?」からスタートです。
ちなみに、“同行避難”とは、愛犬と一緒に避難所まで移動すること。
避難所での避難生活は含まれません。

同行避難に必要なもの(自分の荷物と一緒に運べるかも確認しておく)、
同行避難=移動中に気を付けること、
ペット情報をまとめておくこと
など、いざというときに必要なもの、ことについて説明があります。

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飼い主の皆さん、資料に補足内容を書き込むなど、一生懸命に聴いておられました。
説明の後は、まずは同行避難の練習です。
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同行訓練のポイントは、常にそばに居させること。
ふだんのお散歩から気を付けておけることですね。

大芝生広場へ移動したら、クレート訓練。
クレート=合図でケージに入らせること。
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これは、いざというときに本当に必要な訓練とのこと。
合図で素直にケージに入れば、移動もしやすくなりますし、
訓練がきちんとできている犬は、避難先(シェルター預かり含め)でも
受け入れてもらいやすくなるとか。

最後に、犬の救急処置の仕方を教わり、終了しました。
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愛犬も大切な家族の一員です。
まずは自分自身の安全確保、そして愛犬の安全確保
日頃から、災害などのいざ!というときに備え、
できる準備を始めておくことが大切です。
このイベントがその一助になれば幸いです。


今回のイベントにご協力くださった兵庫県動物愛護センター三木支所の職員および推進員のみなさま、
ご参加くださった飼い主&愛犬のみなさま、
本当にありがとうございました。

平成29年12月2日(土)・3日(日)の2日間、
兵庫県立三木山森林公園にて
防災カルチャーの実践
-身近な素材で最新の準備を-
を開催しました。

三木山サポーター 三島さん企画による毎年恒例のこのイベント。
今年も、
「プロに学ぶ!災害時の緊急対応!!」(2日・3日)
「音楽コンサート」(2日・3日)
「展示・体験ブース」(2日・3日)
に加え、今年の新企画
「愛犬といっしょに避難しよう」(2日のみ)
を実施しました。

各企画について、簡単ではありますが紹介します。

「プロに学ぶ!災害時の緊急対応!!」

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講師の三島さん         

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お話は、災害は自然災害だけでなく戦災や原子力災害も含むこと、
事例から今後日本で起こるかもしれない災害に備えるにはどのような
手段が考えられるかなどについてでした。
お話の後は、エントランス広場に出て実践をしました。

          1日目                  2日目
  身体確保できるロープワーク   と  ベニヤ板+ブルーシート=救命筏
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身近な物で作られていますが、人が乗ってもこの通り。
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森のエントランス広場での展示体験ブースでは、
両日に各団体が災害時に役立つワザやものなどを披露しました。

  防災士会           
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空き缶3個で作れる簡易コンロが人気でした。

ボーイスカウト
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炊き出し体験。ごちそうさまでした。

三木山森林公園からは、現地製材の実演を行いました。
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音楽ホールでの音楽コンサート
12月2日(土)は、三木市吹奏楽団によるファミリーコンサート
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防災カルチャーイベントということで、
神戸市消防局のテーマもプログラムに入れてくださり、
三木消防署から借りてこられたサイレン(本物!)も大活躍でした。
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(左の男性の手もとにあるのがサイレンです。)
翌3日は、三木室内管弦楽団によるアンサンブルコンサート
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こちらは、“慰問演奏”をイメージしたしっとりとしたプログラムでした。
木管のもつ暖かでやさしい音色に包まれて、穏やかな時間でした。

今年は、どちらもチャリティーコンサートとして、募金活動もいたしました。
お預かりした募金は、日本赤十字社に寄付いたします。
ご協力ありがとうございました。

今年の新企画『愛犬と一緒に避難しよう』については、
次の記事でご紹介します。
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【おまけ】
森の風美術館にて、本イベントに協力くださっている
隊友会(自衛隊OB)作品展も開催され、
会員の皆さまの芸達者ぶりが好評でした。
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災害はいつ起きるかわかりません。
日頃から災害に備え、生き延びる術を身に付けることが大切です
このイベントがそのきっかけになれば、と願います。
ご協力いただいた各団体のみなさま、
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。

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