2015年05月

2015年5月30日 (土)、で竹馬と竹ぽっくりを作るイベントを行いました。
三木山公園で採れたハチクという竹で竹馬を、孟宗竹で竹ぽっくりを作ります。

どちらもタケノコがおいしい竹ですが、増えすぎると困るので、当園ではちょくちょく切っています。
作り方の指導はひょうご森のインストラクター会の方々にお願いしました。

竹馬は節の位置を合わせたり、切り口がまっすぐになるように切ったり、紐をうまく結んだりと、ちょうどいい難しさがあり、作りがいがありました。


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竹ぽっくりは竹馬ほど複雑ではありませんが、太い孟宗竹を切るのはなかなか根気が要りました。手に持つ紐の長さの調整も大事です。


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最後は、作った竹馬・竹ぽっくりで競争をしました。子供はもちろん、大人の方にも出ていただきました。
大人になると竹馬なんかに触る機会はほとんどなくなりますが、童心に返ると言いましょうか、こういう遊びも存外悪くないものです。


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 今年も5月17日(日)に毎年恒例の「三木山フォルクローレ音楽祭」が盛大に開催されました。


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 さわやかな晴天に恵まれて、お客様も例年より多く4200人が来場されました。


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 メイン会場へつづく広場には、アンデスの民族料理や民族衣装・楽器などの出店がたくさん並んでいて、明るい南米のムードでいっぱいです。


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 メイン会場の音楽ホールでは9時30分から、コンサートが始まりました。
 トップバッターは東京から駆けつけてくれた「ロス カルピンチョス」です。いきなり三木山の森がアンデスの森に早変わりです。
 出演者は、遠くは北海道、福島、関東、四国、沖縄まで全国から駆けつけてくれました。


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 今年の出演者は、これまで最大の83組660人となり、メインの音楽ホールと野外ステージのエントランス会場の両方に出演するグループが多くいました。
 音楽ホールはまさに新緑の森の中で演奏しているような雰囲気です。
 

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  野外のエントランス会場は大きな木の下のルーツセイバー上にこしらえられたステージで、お客さんたちも涼しい木の下で座って音楽を楽しんでおられました。



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 音楽ホール前のロビーにも、アンデス地方のおみやげが販売されています。
 また、今年も福島県で30年以上も前から開催されている日本最大のフォルクローレ音楽祭「コスキン・エン・ハポン」と東日本大震災へのチャリティ募金が実施されました。
 もともと、阪神大震災の復興への励ましのために始まった「三木山フォルクローレ」と強い絆で結ばれています。


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 今年も、三木山サポーターたちの出店があり、草木染め、木炭アート、ドングリコロちゃん工作室など楽しいお店が並びました。



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 野外ステージでは、13時から音楽祭実行委員会の山中会長から、とてもお元気な挨拶があり、盛り上がりました。




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 この後、「ソル・デ・ラス・インディアス」のみなさんのきらびやかな衣装による迫力満点の踊りが繰り広げられました。


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 音楽ホールでは夕方6時まで、各出演グループによる踊りや演奏が繰り広げられました。
 中には、小さい子供さんのいるファミリーバンドもあり会場から盛んな拍手が贈られていました。



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 演奏が終わった会場の外では、フォルクローレ仲間の再会があちこちであり、来年の再会も約束されていました。


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 今年は、出演者も来場者も過去最大になりましたが、来年は、記念すべき20回目になりますので、もっと楽しい音楽祭にするよう実行委員会では考えていますので、みなさんよろしくお願いしますね。






 



 

2015年5月23日 (土)、『森のガイドツア-』と銘打って公園の生き物を紹介するイベントを行いました。
園内を歩きつつ、見ごたえのある生き物の紹介をしていきます。

我々スタッフが本気を出せば10時間ぐらい話し続けるネタがあるのですが、あんまり長いと疲れるので、手加減して観察時間は2時間にしました。

何も考えずに歩くと何てことのない園路も、よく見れば見所に溢れています。


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三木山名物モリアオガエルの卵を観察するところ


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こんな卵です。直径15cmぐらい。


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このような ふてぶてしい かわいらしいカエルが産みました。



その他実施風景


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モミジバフウの並木


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水辺の生き物を観察



また、コース上の樹木に樹名板 (樹の名前を書いた札) をつけました。


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樹名板を手に入れたラッキーなコナラの木


おもしろいイベントになるよう工夫したのですが、参加者の皆さんには満足していただけたでしょうか。
恐らく秋にもう一度ガイドツアーをするので、また来ていただけたら嬉しいです。

 ゴールデンウィークも後半の5月5日(火・祝)県立三木山森林公園では、恒例の「森のクイズに挑戦!!」が行われました。昨日の雨がうそのような晴れ空です。
 
 
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 もう毎年すっかりおなじみになったので、受付開始から長蛇の列です。(たぶん、暗号解読が早いもの順というのを知ってるのかな?)全部で134人もの参加者がありました。



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 森林公園内のコース上にこんなクイズが張ってあって、それぞれ解答用紙に記入しながら回ります。
 「うーん、けっこう難しいな!!」という声が聞こえてきます。



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コース上は子供たちの誘惑でいっぱい。早く戻って暗号解読しなきゃと言ってた子たちもきっちり寄り道しています。





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仲間で来た子たちはみんなで考えますが、間違えるときもみんなで一緒です。クイズポイントが終わったら駆け足です。まさにオリエンテーリング状態です。


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9ポイントを終わって帰ってきたら、受付のお兄さんと答え合わせです。

 ちなみに、全問正解率は6割くらいでした。



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このあとすぐに、間違った問題は
教えてもらいます。

 あちゃー、そうやたんかー!!



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さて、この後は、みんなで難問の「暗号クイズ」に挑戦します。暗号文を解読すると、宝物カードのかくし場所がわかるので、わかったらその場所へ行って探します。



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宝物カードが見つかると、こんな豪華賞品(3点)が当たります。
私なんか、ぜんぜん暗号が解けませんでしたが、ちゃんと昼までに3組の人たちが正解して、商品をもらって帰りました。すごいですね。

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左の子らは、電動かき氷器ですよ!!  いいなー!!


 また、来年もやりますので、みなさんもクイズに挑戦してね!!
(来年は、問題を少し難しくして、全問正解者は豪華な賞品をおくろうかなと思っています。)


《暗号問題の答え》

「暗号1」
木林1一ん1ハ上ノ七一勿くリ土日一勿1一ん1三Tく木大可子1一ん1一里イく

初めの2文字「木」「林」を組み合わすと「森」になります。同じく「1一ん」は「之」、「1ハ」は「小」、「上ノ七一勿くリ」は「劇」となります。このように文字を組んでいくと、文章全体は「森之小劇場之長椅子之裏」となり、森の小劇場のベンチの裏側を表します。


「暗号2」
内と外の境なす開けたる所、土に生ふるを掲ぐる器の土よりわづかに離れたるに御身の求むるあり

訳は、「中と外の境界になる開けた所、地面に生える物を掲げる器の地面より少し離れている部分にあなたの求めているものがある」となります。

「内と外の境なす」は出入り口=エントランスのこと、「開けたる所」は広場、
ここまでで「エントランス広場」を表します。また、「土に生ふる」は地面に生える物で植物、それを「掲ぐる器」は高さのあるプランターのこと。土よりわづかに離れたるは、地面より少し離れた部分のこと。

文章全体としては、
エントランス広場の背の高めのプランターの地面に近い部分にあなたの求めているものがある。
という意味になります。


「暗号3」
RYVMGLSRILYZMLZAFNZBZFIZMLGZGVUFWZ

アルファベットを順番に並べると、
ABCDEFGH・・・・・・
逆に並べると、
ZYXWVUTS・・・・・・
となります。これらを、初めの文字から順に一文字ずつ対応させていきます。つまり、AはZと、BはYと、CはX、DはWと対応します。
この対応に従って問題文の文字を一つずつ入れ替えていくと、

RYVMGLSRILYZMLZAFNZBZFIZMLGZGVUFWZ
              ↓
IBENTOHIROBANOAZUMAYAURANOTATEFUDA

となりローマ字読みすると、「イベント広場のあずまや裏の立て札」となります。

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