令和4年5月19日(木)から30日(月)までの間、三木山森林公園 森の風美術館において、2008年から2021年までの長きにわたり当園のイベント広報チラシおよびポスターのイラストをご担当くださった立花千栄子さんの公園ポスター原画とオリジナル作品の個展を開催しました。
会期中に、4年あまり闘病されていた立花先生がご逝去され、図らずも先生の集大成の展覧会となりました。
立花先生のご冥福をお祈りいたしますとともに、11日間の会期中、ご来場いただいた1,367人もの皆様がたに心からお礼申し上げます。


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入口正面に掲げられた『命の賛歌』は、展覧会の2週間ほど前まで病床で描き続けられた文字どおりの遺作となりました。三木・上の丸の桜をモデルにされたと聞いています。会場のレイアウトも先生が指定されたもので、

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『つなぐ・いのち』『旅立ち』との3作品で皆様をお迎えしたい、とのメッセージになっています。


次の、第一間から第三間までは三木山森林公園のポスターやイベントチラシのイラスト原画全41作品を展示、
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「あ、これ覚えてる」「かわいいっ!」「これが好き」との声がたくさん飛び交っていました。

次の第四間、ギャラリー2では立花先生の個展『いつも空の下』を開催しました。

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いつも見慣れたポスター原画イラストとは違って先生本来の絵画やイラスト、粘土作品。ふるさと三木をテーマにしたものや、海辺や川岸の風景など懐かしさ、いとおしさ、が胸いっぱい溢れてくる素晴らしい作品にむかい、思わず「うわぁっ」と出そうになる声をのみこんで佇んでしまいました。

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ここに、あらためて立花先生に感謝申し上げます。長い間、三木山森林公園のポスターを飾っていただき、ありがとうございました。